取捨選択の余地。
昨日、得意先業者会の「新聞のちから研修」を受けました。
そこで新聞を毎日読んでいる理由を認識することができました。

新聞を読むことが当たり前、満員電車で折りたたんで読んでいた者として、
今読まない人が増えている中、なぜだろうと考えました。その理由は
「取捨選択をしながら世の中の大まかな流れを知ることができる」から。
研修で言っていましたが、新聞は「一覧性のメディア」。
ページを開いて、見て、目に入ることで情報を得ることができます。
つまり興味のないこと、つまらないもの、不要なことも目に入ってきます。
でもなんとなく覚えていて、ある時どこかでその記憶と結びついたりします。
「興味のないこと」も目に入れて通しておくこと。
全てにおいて意外と大事だったりするかもです。
だから必要なことが目立つ。
パッケージも必要なことばかりで埋めているよりも、遊びがあったり、
程よいぴったり感が良い場合が多いです。
必要なことは当然あって、それにプラスして不要なこと、余裕が少しある。
受け取り手も取捨選択ができます。
この取捨選択ができる余地が新聞にはあるので、
新聞を読まない人が増えているため部数がどこも減っていますが、
テレビ、ラジオよりも息が続きそうな気がします。
テレビ、ラジオは一方的なので不要な場合は消す、いわゆるゼロイチになります。
新聞は記事の取捨選択ができます。だから続くのかもしれません。
昨日受けた研修、企業でも取り入れているところもあるようなので、
ご興味のある方はこちらに→ 新聞のちから(企業向け研修) : 読売新聞教育ネットワーク (yomiuri.co.jp)
今日もありがとうございました。
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疾風に勁草を知る
昨年からコロナ禍と言われて約1年余り。
収まるようで、収まらない(ように世の中がなっている感が否めないですが・・)
社会、生活様式が変化しました。
変化すると、消費も変化します。
1点だけ明らかなのは「今まで通りの需要には戻らない」ということ。
今までと現在を踏まえて次のステージに移る、という感じでしょうか。
今日は「疾風に勁草を知る」という格言のご紹介です。

これは、中国の歴史書の1つである「後漢書」の中にある言葉です。
疾風(しっぷう)とは激しく吹く風のことで、勁草(けいそう)は強い草を意味します。
激しい風が吹いて、初めて強い草かどうかが見分けられることから生まれた言葉です。
普段は同じように見える草も、疾風が吹いた時に、折れてしまう草と、風が吹いても折れない強い草(勁草)が分かります。
今日のモーニングセミナーでは、「コロナ禍」中も「明朗な心」でV字回復をしよう、と会社を復活させた方のご講話。
辛いときにこそ真価が問われる、という意味で、
「経営」の「経」は心の持ちよう。良いときも悪いときも「明朗な心」を変えずに。
「経営」の「営」は事業の施策。良い時悪いとき、時代でどんどん変えて行く。
この2軸で辛いときを乗り越えて行く。これこそが「勁草」です。
激動の時代今後も生活様式の変化で、消費構造が大きく変わることが必ず発生します。
その時も持ちこたえれる「勁草」となってビクともせずに皆が安心してお勤め頂ける会社にしていきたいと思います。
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レジ袋廃止の次の大きな壁
京都府亀岡市では、日本で初めて「レジ袋を有償無償問わず禁止」にした都市です。
紙袋や生分解性プラスチックも有償提供になっています。
目標は「2030年までに使い捨てプラスチックゴミゼロを実現する」ことです。
亀岡市/「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」について (city.kameoka.kyoto.jp)
産経新聞に大きく記事になっていました。

使用量が平成31年の約73万枚から、令和3年の1万2千枚に激減です。

由来は、「保津川下り」の景観維持。
川岸に漂着するプラゴミ問題の深刻化がありました。
保津川は川を船で下るもいいですし、トロッコ列車も入っていて四季通じて観光にはピッタリです。
ようこそ保津川下りホームページへ(保津川遊船企業組合) (hozugawakudari.jp)
トロッコ列車 | 嵯峨野観光鉄道 (sagano-kanko.co.jp)
私も時々述べていますように、レジ袋有料化になってから、レジ袋のポイ捨ては激減しました。
次に目立ってきたのが
「食品を直接包装しているパッケージのポイ捨て」
です。おにぎりやパン、サンドイッチの包装、お菓子の包装や、ペットボトルです。
プラゴミゼロを実現する場合、ココが最大限の問題になりそうです。
ペットボトルはまだ実現性が高そうです。
紙に置き換える、マイボトルに変えること、ペットボトル有料化等で可能性があるかもしれません。
ただ、おにぎり、サンドイッチ等の包装に関してが1番難しそうです。
紙に置き換えるにも厳密には紙とフィルムをラミネートしていますので、完全プラをなくすのは技術の進化が必要になります。
プラスチックを海洋性分解性に全て置き換えるか、これではゼロにはなりません。
「プラマークを使用しない材質だけにする」なら、まだ可能かもしれません。
日本で1番最初に表明した自治体です。今後の動向に注目です。
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